西宮市のALC造り住宅雨漏り修理工事①屋上防水工事編
西宮市のALC造り住宅の雨漏り修理工事のご依頼をいだだきました。まずは、屋上防水工事を行ないます。
今回は、ユニオン建材工業㈱のポリマーセメント系塗膜防水工事のエクセルテックス工法にて施工いたします。その屋上防水工事の様子をご紹介いたします。
まずは、全体的に劣化している既存の防水層を撤去します。
へらなどを使い既存の防水層を剥がしていきます。
防水の立上り部分も、剥がしていきます。
防水層をめくると、下地のモルタル部分が見えてきます。かなりクラックが目立つ状態でした。
このように隙間が出来ている大きなクラックでした。
このようなクラック部分をまず、カチオンにて補修します。カチオンとは+(プラス)電荷を持った「陽イオン」という意味。逆は、アニオンで-(マイナス)電荷を持った「陰イオン」という意味。下地となるコンクリートやモルタルは、通常、負(電気的に-←アニオン)を帯びているため、材料に正(電気的に+←カチオン)の特性を持たせることで、磁石がプラス(+)とマイナス(-)で引き合うように、異性化の力を利用して、接着力(密着性)を増したものが、カチオン系(カチオン性)の材料です。
床面と立上り面の際もひび割れしやすい箇所なので、カチオンにて下地クラック補修します。
こちらがカチオン補修した跡の写真です。カチオンは外装リフォーム工事の防水工事や、外壁塗装工事などでよく出てくる用語なので意味を覚えておくと見積書に書いてある意味も良く分かります。
カチオンでのクラック補修が終わると、まずプライマーを塗ります。プライマーとは、建築工事などで用いられる下塗り塗料であり、主に接着を目的としたもの。主な役割として、外壁材や屋根材などの塗装面に最初に塗るもので、その後に塗る中・上塗りと塗装面の密着性を高める役割があります。
防水工事を施工する面全体にプライマーを塗りました。
その後、下塗りを行ないその上から補強布(クロス)を張ります。
補強布(クロス)を張ったら、その上から中塗りを行ないます。
今回使っているのは、ユニオン建材工業(株)の防水材エクセルテックスです。
こちらは、最後に塗るトップコートの材料です。
塗膜防水は、ローラーを使って入念に塗っていきます。
こちらは、中塗りの途中の写真です。
中塗りが完了したら、その後に上塗りとして防水材をあと2回塗っていきます。
こちらは、上塗り2回完了後の写真です。
排水溝廻りも塗膜防水を施した後、仕上げのトップコートを塗っていきます。
防水面全体にトップコート塗る前に排水溝廻りを先に塗っておきます。
そして、最終工程のトップコートを塗っていきます。
こちらが、トップコート塗り完了後の写真です。
ひび割れやめくれ上がっていた防水層が、新しく生まれ変わりました。施工日数は、7日間でした。
これで、雨漏りも止まり漏電などの心配もなく、安心してお過ごしいただけますね。防水工事も街の屋根やさん西宮店へご相談ください。
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