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- 西宮市本町にて賃貸マンションの5階ベランダに取付けてあったガラスが割れて飛んだ、壁に亀裂が入ってる現場下見をしてきました。
西宮市本町にて賃貸マンションの5階ベランダに取付けてあったガラスが割れて飛んだ、壁に亀裂が入ってる現場下見をしてきました。
【台風被害と壁の老朽化で困っている】西宮市本町にて賃貸マンションを所有されているお客様より、2年ほどまえの台風の影響で、雨水、紫外線よけのために取付られていたガラス屋根が飛んでしまった。現在は中途半端な破片が残っている状態。振動などで飛んでしまわないか不安。またマンション自体は築30年ほど経過しているので、台風被害とは別に劣化によって壁に大きな亀裂が入っている箇所がある。マンションの前は人通りが多く、ガラスの破片、壁の亀裂から壁材が落下して、通行人に怪我をさせないか不安なのでなにか対策を考えてほしいとのお問合せを頂きました。
【ガラスが飛んでしまってのはなぜ?】西宮市本町にてお問合せ頂きました件の確認を行うためお客様所有の賃貸マンションにお伺いさせて頂いております。
ガラス被害が起きたのは最上階の5階になります。
まずはベランダに行き被害状況を確認します。
こちらがガラスが割れて一部の破片しか残っていない現場になります。
他の部屋に取付てあるガラス屋根に被害がなかったようです。
おそらく台風の時に発生した強風と、もともとガラス屋根にヒビが入っていて強度が低下していたのが原因で飛んで行ってしまったと思われます。
お客様所有の賃貸マンションに仕様しているガラス屋根はガラスの強度を上がるために金網がガラスの中に組み込まれています。しかし気をつけたいのが、金網は振動、衝撃には強いですが、熱に弱く、高熱を浴び続けると、金網が切れてしまいます。切れてしまったところは強度が弱くなり周辺のガラス本体に割れや亀裂を発生させてしまいます。
またガラスをはめ込んでいた鉄の枠も長年の雨水、紫外線を受け続けたことによってサビが発生してしまいそのサビが原因で鉄の枠もぼろぼろになって弱っていました。
サビは非常にやっかいで、鉄に穴をあけてしまいます。
あまりにも劣化状態が悪いと補修費用が多くなります。
その為、劣化のサインが出だしたころに補修などをされる事をおススメします。
【壁にできた亀裂の幅が大きい!】次にマンションの正面からみて右側の壁に出来たしまった亀裂の状態を確認していきます。
現状、仮設足場が設置されていない状態なので、近くで被害状況を確認する事はできませんが、遠くからみても亀裂が入っていることが十分に分かりますので、被害は深刻な状態です。
【壁に出来てしまった亀裂の原因は?】ここで壁になぜ亀裂が出来てしまったのかを探っていきます。まず亀裂がはいっている箇所はベランダの裏面の壁になります。
ベランダの裏面は重力や角度によって雨水、紫外線の影響を受けにくい場所になります。そこに亀裂が発生しているということはベランダの床が怪しく、床のどこかに亀裂や穴、ひびが発生していて、そこからベランダ内部に雨水が侵入して内部から亀裂を起こしてる可能性が考えられます。
【解決方法説明】
1時間ほどで現場調査は終了しました。
修繕のご提案内容としましては、
ガラスは新しい金網ガラスを用意してはめこみ、鉄の枠は強度を少しでも上げるために塗装をします。
壁の補修に関しては野球ボールほどに固くなるモルタル材を充填して亀裂を塞ぎ、亀裂の原因であるベランダ床に防水塗装をするという内容になります。
9時~18時まで受付中!
0120-808-024