- HOME
- 現場ブログ
- 西宮市豊楽町にて築15年木造2階住宅外壁窯業系サイディング目地施工後の最初の一か月点検にお伺いしました。
西宮市豊楽町にて築15年木造2階住宅外壁窯業系サイディング目地施工後の最初の一か月点検にお伺いしました。
【安心の一か月点検】西宮市豊楽町にて築15年程度経過している木造二階建て住宅に使用されている外壁窯業系サイディングの目地の打ち替えをさせて頂いたお客様宅に施工をさせて頂いてから一か月が経ちましたので、点検を実施しにお伺いさせて頂きました。
【施工後一か月しか経ってないのに点検?】施工後、一か月の間に雨が降り強風がふくなど外部環境にさらされた事によって施工した箇所が傷んでいないかや
目地の打ち替え工事は目地材自体に粘土質があるため作業中は集中力が必要になります。作業中、わざとではなくても塗布ムラや目地の凹みを見落としてしまう可能性もあります。
そういう防ぎきれなかった不具合をいち早く発見して対応するために1か月点検を実施しています。よりお客様に安心して頂くたでもあります。
【打ち替えをした箇所の目地の確認】外壁窯業系サイディングの目地の打ち替えは目地の劣化具合でやり方が異なります。
今回は目地の劣化が激しく劣化した目地を取り除いて新しい目地を充填する施工をしました。
こちらは一階のシャッターボックスの上にある目地になります。
こちらは外壁窯業系サイディング材との間にあるたて目地になります。ただやり方によっては施工をしてから数か月で不具合が起きるケースがあります。
外壁窯業系サイディングの目地の打ち替え後におきる不具合
【ブリード現象】
油分が目地の内側から出てきて綺麗な目地の表面が変色する現象です。※ブリード現象の詳細はコラムに掲載します。
【隙間があく】
コーキング材の種類を間違えると、最初は隙間が無い状態だったのが、1年くらい経過すると隙間が発生する現象です。
目地材には沢山の種類があります。
ホームセンターでも売られていて気軽に購入することができます。
1本あたりの金額も数百円から数千円の物と金額に差があります。
街の屋根やさんでは見積書を提出する段階でどんなコーキング材を使用するか記載するようにしています。
こちらが外壁窯業系サイディング目地の打ち替えをする前の状態になります。目地が劣化で固くなり外壁窯業系サイディングの側面から剥がれて隙間ができている状態です。
このような隙間ができる事によって外壁窯業系サイディング材に悪い影響が出てきます。
【悪い影響】
目地に隙間が出来ると、雨が降った時に隙間に水分が入り、壁材の裏に隠れている断熱材や浸透防水紙に水分が入り、断熱材や防水紙の本来もっている効果を弱めてしまいます。また目地の近くには外壁窯業系サイディング材を固定しているビス、釘があ打ち付けられています。
隙間に入った水分がビス、釘について、サビを発生させてしまいます。サビが出てきたビス、釘は固定強度が弱くなり、弱った状態で放置しておくとやがて、外壁材が浮いてきてしまいます。
こちらは外壁材が割れている箇所になります。
気をつけて頂きたいのが外壁材は傷めば傷むほど費用の負担が増えてきてしまうということです。
住んでいる人の負担、家の負担を無駄に増やさないためにも適切な時期に工事をする事が大切になります。
【一か月点検完了】外壁窯業系サイディングの打ち替えを施した箇所の点検が完了しました。
次回からは1年に一回の定期点検を実施していきます。
9時~18時まで受付中!
0120-808-024