本日は、西宮市にお住いのお客様宅にて劣化が酷くなって雨漏れを発生させている庇の現状を確認させていただくためにお伺いさせて頂いております。

玄関の上には、玄関を開け閉めしたときに玄関の入り口に雨水が浸入しずらいように屋根が設けられています。

お客様宅に屋根は板金材を使用した屋根になります。

庇部分を確認していきます。

庇が太陽の熱によって傷んでしまい変形してしまっています。

庇の塗膜が弱くなっいるため雨水を受けた時に庇に雨水が吸い込まれて、雨水と空気が反応してサビを発生させてしまっています。

鼻隠しの木材が腐食してしまって、取れてしまっています。

ただ外出しているときに雨が降ってしまったときは帰宅したら玄関が水浸しになるとの事でした。

雨漏れは簡単に修繕できるような内容ではないので、雨漏れを発生させてしまいそうな箇所の（屋根、外壁、ベランダ）定期的な点検をおススメ致します。

１時間ほどかけて劣化状態の確認、お見積書を作成するための採寸作業が終了致しました。

現場の状態を把握した上で考えている修繕方法ですが、今の状態の上から新しい屋根材を張り合わせる方になります。

理由としてはお客様の最優先事項が費用を抑える事になるからです。

本来はここまで劣化してしまった状態を修繕する場合は庇自体を潰して撤去して新しい庇を作るようにします。

このようにすることで雨漏れを完全に防げ、庇自体の固定強度も保つことができます。

今回は傷んだ庇、鼻隠しの上から新しい屋根を設置するので、特に固定強度が気になることろではありますが、お客様のご希望にできるだけ添える形で進めていきたいとおもいます。

夏の暑い日差しを防いてくれる

日光が直接部屋に入るのを遮ぎります。

雨を防いでくれる

雨がふっている場合、玄関の出入り口では、傘をたたんだり、鍵を取り出す間に濡れてしまうことがあります。

そこで、庇があれば濡れずに済みます。

また窓を開けた状態で雨が降ってきても部屋に雨が入り込みにくくなります。