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西宮市にて築15年窯業系サイディング壁の目地が劣化で隙間があいてきた
【西宮市にて窯業系サイディング壁の目地に隙間】西宮市にて築15年ほ経過している木造二階建て住宅にお住いのお客様より、1年ほど前から気になっていたが、最近になって、外壁の目地にできている隙間の数が多くなってきてしまっている。一部では目地の裏の材料が見えてしまっている。このまま放置したらどうなるのか不安になり、当社にお問い合わせをしたとの内容になります。
【現場調査にて目地の劣化状態を確認していきます】本日は西宮市にて、窯業系サイディング壁に施されている目地に隙間が空いて不安な気持ちを抱えているお客様宅にて、現場調査を実施するためお伺いさせて頂きました。
早速、目地の状態を確認していきます。
【目地に発生している劣化状態】
劣化状態その1
まずは目地を触って固さを確認してみます。
目地を触ると固くなっていました。本来目地はゴムのよう触感で弾力性があります。
太陽の熱、紫外線の影響で固く劣化してしまっていました。
劣化状態その2
目地表面に細かなヒビが入っていました。
目地が固くなってしまったことによって目地の表面に細かなヒビが入っています。この細かなヒビから劣化が進むと、亀裂が入ったり、穴が空いたりして、窯業系サイディング壁の裏に雨水を浸入させてしまう場合があります。
劣化状態その3
窯業系サイディング壁と目地の間にできた隙間
本来、目地は窯業系サイディング壁との間に隙間なく埋められています。
しかし劣化で固くなってしまった目地は固くなった影響で収縮してしまいます。
収縮する過程で窯業系サイディング壁から剥がれてしまい、隙間ができてしまうのです。
劣化状態その4目地にコケが付着している。
太陽の日差しが当たりづらい箇所に起きやすい劣化現象になります。
目地についた水分が蒸発しきれないことでコケが発生してししまっています。
劣化状態その5
目地の裏に隠れているボンドブレーカーが露出している。
目地の裏にはボンドブレーカーというテープが貼られています。
ボンドブレーカーとは、目地底(底面)への目地材の接着防止のために貼り付ける特殊なテープになります。
そしてなぜボンドブレーカーが必要かというと、窯業系サイディング材は振動に弱いため、目地が振動を吸収する役目があります。多くの振動を目地に吸収させるためにボンドブレーカーは非常に大事なものになります。
【現場調査が終了しました】
1時間ほどで、お客様宅の目地の劣化状態の確認が終了しました。
結果からお伝えすると、お客様宅に施されている目地のほとんどが劣化で傷んでいました。
またこのままの状態を放置しておくと、目地の隙間が大きくなり窯業系サイディング壁の裏により多くの雨水が浸入してしまいます。
そして窯業系サイディング壁本体に亀裂や破損が起こり、窯業系サイディング本体の浮きも発生してきてしまいます。
ご提案としては最低限、目地の打替をおススメさせて頂きました。
9時~18時まで受付中!
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