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西宮市築18年三階建住宅、2階の部屋の天井に雨染みが表れてきている。雨染みが広がるスピードは遅いけど気になるので見てほしい。
【部屋の天井に雨染みのような症状が表れてきている】西宮市にて築18年ほど経過している三階建て住宅にお住いのお客様より、ここ最近、2階にある和室の天井に雨染みらしきものが表れてきているのを発見しました。中古で購入した家で、もともとは二階建でしたが、増築して今の三階建てにしました。増築したことによって起こったのか原因がわからず不安なので点検をしてほしいとのお問合せを頂きました。
【現場調査にて状況確認】早速、点検のため、お客様宅にお伺いさせて頂きました。
まずは、2階のお部屋に行き雨染みが表れてきている天井の状態を確認していきます。上記の画像が雨染みの恐れがある箇所になります。
またお部屋の天井は木材で仕上げられていて、本来は薄茶色で落ち着いた雰囲気になるのですが、薄黒く染みてしまっているせいで、雰囲気が壊れてしまっていました。
【どんな被害が表れてきているのか?】天井に雨染みが表れたことによってどのような被害を受けているのか確認していきます。
被害1
天井木材の浮き
雨染みが表れている部分を手で押し上げてみると、浮き上がりました。
念のため、他の箇所(天井)も同じように押し上げてみましたが、浮くことはありませんでした。
おそらく、雨水の水分が天井裏に侵入したことにより、天井を支えている箇所が弱くなり天井が浮いてしまうという被害を発生させていると思われます。
被害2天井の亀裂
雨染みが表れている天井の一部に亀裂が入っている箇所がありました。
おそらく、天井が水分を吸収したことによって亀裂がはしってしまったと思われます。
【散水点検開始】
雨漏れ箇所を特定するのは非常に難しい作業になります。
しかしこのまま放置しておくともっと大きな被害を引き起こしてしまう可能性がでてきます。
そのため地道に怪しい箇所を散水して確認していきます。
まずは雨染み箇所から一番近い場所にあるカーポート屋根の上を散水していきます。
30分ほど散水を続けてみましたが、雨染みの状況は変わらずでした。
その他の周辺部分も散水していきました。
散水して30分後に雨染み箇所が湿気ていないか確かめてみましたが、確認できませんでした。
【未確定のまま修繕するのは危険】
本日の散水点検では、雨漏れ箇所を特定することができませんでした。
お客様の中には不安な気持ちから早く解放されたいと、なんでもよいから修繕してほしいとご希望される方もいるのですが、特定できていな状態でなにかしらの対策をしても直る保証がないので、費用が無駄になってしまう可能性があります。
しかし特定できないままほっておくわけにはいきませんので、早い段階での雨漏れ箇所の特定と対策をしていきたいと思います。
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