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- 三田市けやき台にて築27年カラーベスト屋根の塗装が剥がれてきている。また破風板の塗装も剥がれてきている。再塗装を検討しているので調査に来てほしい。
三田市けやき台にて築27年カラーベスト屋根の塗装が剥がれてきている。また破風板の塗装も剥がれてきている。再塗装を検討しているので調査に来てほしい。
三田市けやき台にて築27年ほど経過している木造二階建て住宅にお住いのお客様より、今から12年ほど前に建てて最初の外壁、屋根の塗装工事をしました。外壁面の状態は、12年まえに塗り替えした時とあまり変わらないのですが、カラーベスト屋根に関しては塗り替えした当初の黒く均一していたのが、2年もたたないうちからカラーベスト屋根の表面に違和感が出てきて、その後年数が経過するたびにカラーベスト屋根の表面が劣化していきあまりにもひどい状態になってきているので、一度、点検をかねてみてほしいとのお問合せを頂きました。
【屋根に登ってカラーベスト屋根の状態を確認します】まずははしごをかけ実際屋根に登って現在のカラーベスト屋根の状態を確認していきます。
屋根の登ってすぐに違和感を感じました。
カラーベスト屋根の表面がぼこぼこになっていて塗装が剥がれ下地も見えてしまっています。
この状態だけを見ると、家を建ててから一度もメンテナンスをしていない状態に見えます。
またカラーベスト屋根の劣化サインであるコケの付着、表面のひび割れも確認できました。
【カラーベスト屋根の劣化は段階的に進む】
まずカラーベストの表面の塗装が薄くなり粉がふいてきます。
塗装が薄くなり保護の効果が低下したカラーベスト表面に雨水が当たると雨水の影響でカラーベスト本体に割れや、コケの付着が出てきて、最終的に素地が露出してきます。
素地が露出するとカラーベスト本体の劣化スピードが速くなり、ほったらかしにしておくとカラーベスト本体が使い物にならなくなります。
お客様宅のカラーベスト屋根は12年ほど前に塗装をしてカラーベストの表面に保護をしてあるので、素地が露出するのは非常に珍しい現象になります。
【塗装後12年の経過でこんなに劣化した原因は?】そこで気になるのがなぜ塗装をして12年ほどしか経過していないのに、これほどの劣化が発生してしまったかです。
本当のところはわかりませんが、仮設を立てるとすれば、下塗り材(密着材)を塗らずに屋根材を保護してくれる塗料を2回塗って完了させたのではと思います。
通常は既存のカラーベスト屋根の表面と保護の役目を果たす上塗り材の密着をよくする目的で下塗り材を最初に塗装します。
下塗り材は強力な密着テープの役割があります。
下塗り材を塗らずに、最初から上塗り材だけをカラーベスト屋根の表面に塗装しても、密着力がないので、塗装が剥がれてしまいます。お客様からお聞きした塗装をしてから2年くらいで屋根に違和感があったというのも納得できます。
【破風板がべらべら】破風板の状態になります。前回塗装した塗料が剥がれてきているのがわかります。おそらく外壁面に使用しる塗料をそのまま破風板に塗ったからだとおもわれます。
【適材適所が大切】現場調査が完了しました。
原因は様々ありますが、過去に塗装をした時の資料がないので、確定的なことは言えませんが、カラーベスト、破風板、外壁の劣化状況に適した、下処理、下塗り、上塗りを怠っていたと思います。
お見積を確認する際は詳細を細かく聞いて理解されることをおススメします。
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