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宝塚市にて築15年外壁スタッコ壁、今の状態は良いのか悪いのか見てほしい。
【外壁スタッコ気になる】宝塚市にて築15年ほど経過している木造二階建て住宅にお住いのお客様より、築13年を過ぎたあたりから外壁スタッコ壁の状態が気になり始めた。今も特に大きな破損やひびなどは、見当たらないが、年々確実に傷んでいってるように感じています。ただ今の状態が良いのか悪いのか分からない。早めに対応しておいた方がいいのか判断してほしいとのお問合せを頂きました。
【劣化状態の確認】早速、宝塚市にお住いのお客様宅にお伺いさせて頂きました。
築15年ほど経過しているということでしたが、スタッコ壁の劣化具合は深刻なほどではなく、
軽い状態だと思われます。
細かく外壁スタッコ壁をみていきたいと思います。
外壁スタッコ壁全体を点検した結果
傷みの症状が表れているのは以下の内容でした。
【外壁スタッコ壁傷み具合を把握】
傷み① 外壁スタッコ壁表面のチョーキング現象
外壁スタッコ壁を手で触った時に白い粉がつくことを、
チョーキング現象【白亜化現象】といいます。
塗料の中に含まれている合成樹脂が分解されることによって、顔料が粉状になって表れてくる現象になります。
傷み② 外壁スタッコ壁のひび割れ
外壁スタッコ壁の表面が割れてくる現象になります。
劣化で外壁自体が水分を吸収しやすく
水分を吸収した外壁が弱くなりひび割れが起きている状態になります。
その他の劣化としては破風板の捲れがありました。
外壁工事を検討する時にご自宅の外壁がどんなものかを知るのは大切なことになります。
今回はお客様宅に使用しているスタッコ壁についてお伝えさせて頂きます。
【
スタッコ壁とは?】
外壁の仕上げ方の事を言います。
【スタッコ】とは、モルタル壁など湿式工法の壁面に模様をつけて仕上げる方法になります。
本来、スタッコ仕上げはモルタル壁などの塗り材を塗りつけ、
そのから͡コテなどの道具で壁を叩いてスタッコ
調に仕上げる方法でしたが、
最近では方法も変わり、セメント系や合成樹脂エマルジョン系などの厚塗り塗材を専門の吹き付けガンで吹き付けて表面に石造建築風の凸凹模様に仕上げる方法がおおくなってきています。
デザイン性に優れているスタッコ壁ですが、他の外壁材よりも起こりやすい劣化現象があります。
【外壁スタッコ壁に起こりやすい劣化現象】
①こけかびの発生
スタッコ壁は表面の凸凹模様が特徴ですが、凸凹している 部分に水分が溜まりやすく、こけやかびの根が生えやすくなっています。
②汚れが溜まりやすい
凸凹の隙間に、ホコリや排気ガス、雨だれなどが入りこみ、外壁表面が汚れやすくなっています。
その他としては通常の戸建て住宅の外壁に表れてくる
ひび、割れ、塗膜の剥がれなどになります。
【現場調査の結果】
調査の結果、チョーキング現象、ひびが表れてきていることから、早めの修繕をおススメさせて頂きました。
理由としてはこのまま放置しておけば、もっと多くの劣化現象が表れてきます。
劣化が酷くなるほど、下地補修・下地調整などの補修費用が多くる可能性が上がるためです。
またスタッコ壁を塗装する際に注意して頂きたいポイントがあります。
スタッコ壁は凸凹が大きいため大量の塗料が必要になります。
そして高圧洗浄のあとは、凸凹を考慮して乾燥時間を長めにとる必要があります。
スタッコ壁の塗装をご検討されている方は、知識と経験の豊富な業者様を選ばれることをおススメ致します。
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