旅先での瓦
私はプライベートでよく旅行に行きます。今回の旅行では、居眠りをしてしまい、ソウルを出発して乗換の駅に到着した時は友達とすっかり爆睡状態でした。目的地のインチョン駅とは反対の方向に行っており、とりあえず途中下車をし、ネットで自分達の下車した駅を確認しました。世界遺産スオンの二つ前の駅ということがわかり急遽、世界遺産と名物の焼肉を食べに行くことにしました。
水原(スオン)のエリアでは、城壁眺望のいいところにあがったり、ドラマのロケ地になっている場所を見て回りました。昔ながらの建物や装飾・展示物を見学をしたりと歴史に触れてきました。
仕事がら、瓦は特に気になりました。
瓦の観察をちゃんとしてきました。
①は男瓦②は女瓦です。白いところは日本と同じで漆喰で塗られ、土で瓦は葺かれていました。
③は男巴、④は女巴と思いますが、斜めに紋様がよく見えるように作られています。日本で私が見ている家の屋根瓦とは違いますね。女巴は軒の木のデザインとの兼ね合いもあり日本の物よりデザイン性があると思いました。
どこかで見かけたような屋根の飾りと思い、ネットで調べてみたら、中国の紫禁城の屋根の飾りに似ていました。世界の瓦は、紀元前14世紀のギリシャに始まり紀元前11世紀には中国でも作られ始めたそうです。朝鮮半島には紀元前108年に楽浪郡により、そして日本には6世紀ごろ伝わって来た様です。
ちょっと日本では見かけないので、思わず写真に撮ってしまいました。実際のお家の屋根です。この瓦は、金属性で、白く描かれている所はペイントされていました。
いろいろな瓦があり面白いですね。みなさんも外国に行かれた時に違いを探してみるのも楽しいかもしれませんよ!
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