西宮市戸建て住宅に使用されているカラーベスト屋根材
【屋根材カラーベストについて知りたい】西宮市戸建て住宅の修繕に役立つ情報。今回は【カラーベスト材とは?】をテーマに情報を発信していこうと思います。早速ですが、カラーベスト材とは屋根に使用されている材料のことになります。新築時や築年数が経過した住宅の屋根をリフォームする時などに使われています。
【カラーベスト材って?】カラーベスト材は、セメントやけい砂を主な原料として作られている薄い板状の屋根材になります。
カラーベスト本体の強度を上げるために繊維質も混ぜ合わされて完成させています。
カラーベスト材の特徴としては、軽くて耐久性に優れています。そしてデザインとカラーバリエーションが豊富なので、様々なタイプのお家に合わせられることも人気の理由になります。
良い部分が沢山あるカラーベストですが、気にして頂きたいこともあります。【カラーベスト屋根の注意点】
1つ目:ほかの屋根材に比べて凍害に弱い点
カラーベスト材は構造的にカラーベスト材同士の隙間に水が溜まりやすくなっています。
そのため、寒い時期などはカラーベスト材同士の隙間に溜まった水が凍りついて凍害の被害を受ける可能性が高くなります。
あまり寒い地域での使用はお勧めしません。
2つめ:雨漏れしやすい
カラーベスト材は複数の板を繋ぎ合わせて施工しているため、隙間から雨水が入りこみやすくなっています。
そのため、勾配(傾斜、坂)が緩い形状をしている屋根には向いていません。
3つ目:割れやすい
カラーベスト材は繊維質で強化されているのですが、耐震性を発揮させるために非常に薄い板材になります。
そのためどうしても衝撃に弱く割れやすいという点があります。
【カラーベスト屋根に対するメンテナンス】カラーベスト屋根の主成分はセメントになります。
そしてセメント自体には防水性がありません。
そのため、防水性をもたせるためにカラーベスト屋根の表面に塗装をする必要があります。
新しいカラーベスト材の表面には塗装が施されているので、
建ててから数年は劣化しません。
しかし年数が経過するたびに表面に施されていた塗装が弱くなり、カラーベスト材が劣化し始めてきます。
カラーベスト材をより長持ちさせるためにはカラーベスト材に防水機能をもたせる塗装工事やカラーベスト材の上から新しい屋根材を張りつけるカバー工事などがあります。
例えば塗装工事でも劣化状態によって扱う塗料が変わります。
カバー工事でも屋根の構造によって扱える屋根材が変わってきます。
カラーベスト屋根のメンテナンスと一言でいっても沢山の方法が挙げられます。
カラーベスト屋根が気になる時は色んな情報を提供してくれるリフォーム会社をおススメ致します。
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