西宮市外壁の補修箇所である目地の打替・増打ちのあとに発生するブリード現象に要注意!
【ブリード現象】ブリード現象とは特定のシーリング材に塗料を塗ると塗装をしてから1年~2年で黒く変色してしまう現象になります。目地を補修する時に使用するシーリング材と外壁を塗装する時に使用する塗料の相性が悪いために発生してしまいます。
【ブリード現象が発生する仕組み】
ブリード現象はシーリング材に含まれている
可塑剤【かそざい】という成分と塗装をする時の塗料が反応して発生します。
ちなみに【かそざい】は柔軟性を持たせる成分になります。
【かそざいってそもそも必要なのか?】
先ほどもお伝えしましたが、
かそざいが入っているシーリング材を目地の補修で使用
した後に塗料を塗ると黒く変色します。
しかしシーリング材に柔軟性がないと、目地の役目が果たせなくなります。
目地には外壁材に与える衝撃、振動の負担を軽くする役目があります。
外壁材の寿命を少しでも長くするために目地に柔軟性を持たせる事は非常に大切なことになります。
【ブリード現象が発生したらどうなる?】
万が一ブリード現象が発生して気付かないままにしてしまうとどうなる?
その① 美観が損なわれます。外壁塗装をする前に目地のシーリング工事を行います。その後塗装をしていきます。
外壁塗装が完了した外壁はとても艶があり綺麗な状態になります。
しかしブリード現象が起きると目地や目地周辺の壁が黒く変色するので、せっかく費用をかけて外壁を綺麗にしたのが台無しになります。
その② 塗料の耐久性が低下します。
ブリード現象は不必要な成分が塗装をしたあとの塗膜に付着する形になるので、
塗膜を壁との密着力を低下させてしまいます。
そのため、せっかく劣化を防ぐのに外壁に塗装をしても塗膜による保護効果が半減して、
最悪、短い期間で再塗装をしなくてはならなくなります。
【ブリード現象を防ぐためにはどうするの?】ブリード現象を起こさないようにするためには
シーリング工事に使用するシーリング材をノン
ブリードタイプのものにするが良いです。
ノンブリードタイプのシーリング材はブリード現象を防ぎます。
また柔軟性もあるので、目地のシーリング工事、外壁塗装工事に適しています。
ちなみにこちらのシーリング材は主に水廻りの隙間を埋めるために使用されるシーリング材になります。
こにシーリング材の上から塗料を塗ると上手く塗れなくなります。
【業者にブリード現象の知識があるか確認する】シーリング工事を伴う外壁塗装をするときの業者選びの時に業者がブリード現象の知識があるか確認してください。
なぜ起きるかどうしたら防げるかを具体的に説明できない業者には注意が必要です。
そして見積書の項目にあるシーリング工事の詳細の中に使用するシーリング材の名前が記載させているかの確認も大切になります。
外壁塗装をご検討中で業者選びで困っていると
いう方は一度当社にご相談下さい。
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