戸建て住宅の外壁材は一枚一枚張り重ねて施工しています。
外壁を近くから見ると、外壁材が分割されているのが良くわかります。
横、たてのラインで分割されていて、このラインをコーキングで充填している部分を目地と呼んでいます。
【目地が大切な理由】
特に窯業系サイディング材、ALC材などを使用して施工されている外壁は、温度や湿度の変化によって伸び縮みしたり、あるいは地震や風圧によってたわんだりします。
外壁が上記のような衝撃をそのまま受けると、割れたり欠けたり、亀裂がはいって早い段階で外壁材自体が使い物にならなくなってしまいます。
その衝撃を吸収してくれるのがコーキングを充填している目地部分になります。