画像の屋根形状は見難いですが・・・。「入母屋屋根」と言いまして、伝統的な日本式家屋に見られるタイプの屋根になります
こちらの屋根材は「日本瓦」になります。
構造が複雑なので施工メンテナンスが難しく、コストがかかる傾向にありますが・・・。
しかしながら、重厚な風格ある外観を作り出せる屋根ですので、とてもカッコの良いですね
瓦の種類としては「日本瓦」・「コンクリート瓦」(モニエル瓦)・「スレート瓦」などがございます
「日本瓦」・・・岩石が風化してできた粘性のある土を瓦の形にして乾燥させ、1,000~1,250℃の高温で焼き上げて作る屋根材です 屋根材の中でも最も耐久性があり、100年以上持つとも言われているんです また、塗装は必要ありません。
「コンクリート瓦」・・・厚形スレートと同じ原料ですが、セメント量が少なく、押し出し成形方式で形を作るので、立体感のある洋風住宅向きの屋根材です 日本瓦と比べると価格は安く、厚さと重量は同じくらいあります。
ですから耐火性に優れております。
また、塗料で着色するのでカラーバリエーションも豊富なんです。
「厚形スレート瓦」・・・セメント34%と硬質細骨材66%と水で混練しモルタルの瓦です 特徴は、熱に強く、膨張縮小の影響を受けにくく、施工もしやすく表面を塗料で着色するのでカラーバリエーションも豊富です。形状により和形、平形、S形等の種類があります。