今回ご相談いただいたのは、賃貸マンションを所有されているオーナー様からの「台風で飛散したガラス屋根の残骸が危険なので見てほしい」「外壁に大きな亀裂が入っていて落下事故が心配」というご相談でした。
マンションやアパートなどの集合住宅では、建物の劣化を放置すると入居者様や通行人への危険につながることがあります。
この記事では、実際に現地調査で確認したガラス屋根の被害状況と外壁の亀裂の状態、そして今後必要となる補修内容についてご紹介します。
西宮市本町で5階ベランダのガラス屋根を確認したところ、ガラスの大部分が飛散し、一部の破片のみが残っている状態でした。
ガラス屋根は雨や紫外線からベランダを守る役割がありますが、破損した状態では本来の機能を果たせません。
また、残った破片が強風や振動によって落下する危険もあり、非常に注意が必要な状態でした。
被害が発生したのは最上階の5階ベランダです。
他の部屋のガラス屋根には大きな被害が見られなかったことから、台風時の強風だけでなく、もともとガラスに入っていたヒビや劣化も影響していたと考えられます。
ガラスに小さな亀裂が入った状態を放置すると、強風や温度変化によって一気に破損が広がることがあります。
特に高所では飛散事故につながる恐れがあるため、早めの対応が重要ですよ。
ガラスを固定している鉄枠を確認すると、全体的にサビが発生していました。
鉄部は長年にわたり雨水や紫外線の影響を受けることで腐食が進行します。
サビは見た目の問題だけではなく、鉄そのものの強度を低下させる厄介な症状です。
劣化が進むと穴が開いたり、ガラスを支える力が弱くなったりするため、ガラスの脱落や部材の落下につながる危険があります。
補修費用を抑えるためにも、サビが軽微な段階でのメンテナンスをおすすめします。
続いて、マンション正面から見て右側の外壁を確認しました。
仮設足場(高所作業を安全に行うための足場)が設置されていないため近距離での確認はできませんでしたが、地上からでも大きな亀裂が確認できる状態でした。
遠目からでも確認できるほどの亀裂は、建物の劣化が進行しているサインです。
そのまま放置すると、ひび割れ部分から雨水が浸入し、さらに被害が拡大する可能性があります。
亀裂が発生していたのはベランダ裏側の壁面でした。
この場所は直接雨風や紫外線を受けにくい箇所です。
そのため、表面だけの劣化ではなく、ベランダ床の防水層に不具合が発生し、内部へ浸入した雨水が原因になっている可能性が高いと考えられました。
ベランダ床に発生したひび割れや防水層の劣化を放置すると、内部のコンクリートや鉄筋にまで被害が広がる恐れがあります。
建物全体の耐久性にも関わるため注意が必要ですよ。
現場調査は約1時間で終了しました。
今回ご提案した内容は以下の通りです。
ガラス屋根部分
外壁亀裂部分
単に亀裂を埋めるだけでは再発する可能性があるため、原因となる防水不良の改善まで含めたご提案をさせていただきました。
今回の調査では、台風被害によるガラス屋根の飛散だけでなく、築30年が経過した建物特有の経年劣化も確認されました。
特に高所のガラスや外壁の亀裂は、落下事故につながる危険があります。
賃貸マンションやアパートを所有されている方は、「まだ大丈夫」と考えず、異変に気付いた時点で早めに点検を行いましょう。
街の屋根やさん西宮店では、マンション・アパートの外壁や屋根、防水工事の無料点検を行っております。建物の劣化や安全面が気になる方は、お気軽にご相談ください。
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