西宮市｜火災保険で屋根修理はできる？申請の流れと注意点を解説【風災・雹被害対応】
2025.11.01
兵庫県の皆様こんにちは♪街の屋根やさん西宮店です!(^^)! 前回の記事「台風後は屋根点検のチャンス！見逃しがちな劣化サインと早めの補修ポイント」では、定期的な点検の大切さについてお話ししました。今回は、台風や強風・雹（ひょう）などの自然災害で屋根が傷んだときに使える「火災保険」…
西宮市戸建て屋根の漆喰が取れている。
【屋根の漆喰】西宮市30年ほど経過している戸建て住宅にお住いのお客様より、最近、家の近所で工事をしていた業者から、屋根の漆喰が取れていますよと声をかけられ、家の外から屋根全体を見てみると、屋根の上に白いかたまりが乗っているのを発見した。業者は遠い地方からきているとの事でしたので、地元の業者にお願いしようと当社にお問合せをして頂いたとのことです。
【屋根点検にて漆喰の状況を把握】
西宮市にお住いのお客様宅にお伺いさせて頂きました。
まずは実際に屋根に登って瓦屋根の漆喰がどんな状態になっているのか確かめていきます。
点検を進めていくと、漆喰の破片がぽろぽろ落ちているのを発見しました。
漆喰は劣化が進むとだんだんと固くなっていきます。
固くなった漆喰は取れやすい状態になっています。
そして振動が発生すると漆喰がぼろっととれるという現象が起きるのです。
【漆喰の被害状況を整理していきます】
お客様宅の瓦屋根の被害状況を整理してみました。
①棟、谷の両面に練り込まれていた漆喰が割れてしまい、棟、谷部分からポロポロ取れていました。
②瓦同士を繋ぎ合わせている番線が緩んでいました。
③瓦屋根の一番てっぺんに位置するのし瓦の一部がおおきくズレていました。
幸い瓦本体が欠けかり割れたり、ズレたりなどの被害は見当たりませんでした。
【修繕方法】
お客様宅の瓦屋根の点検が終わり状況の説明をさせて頂きました。
お客様宅の大屋根には50ｍほどの範囲に漆喰が練り込まれていましたが、点検、確認した結果、ほとんどの漆喰が取れたり、欠けたりしていました。
上記被害状況を踏まえた上でご提案した
修繕方法
修繕方法その1 【元の状態に戻す】
もともと取れたり欠けたりしている漆喰は、綺麗な白色をしていて棟、谷部分に練り込まれていました。
年数とともに自然と劣化した漆喰を取り外して新しい漆喰を練り込み直してあげる方法になります。
修繕方法その2 【強度を上げる】
漆喰を新しくする前提で、プラス強度を上げる内容になります。
流れとしては、傷んだ漆喰を取ります。
そして棟・谷・のし瓦を一旦外しておきます。
瓦を外した箇所に木材を固定させます。
そして木材の両側に新しい漆喰を練り込んで漆喰を完成させます。
一旦取り外していた瓦をもとの位置に戻します。
戻した時にビスを使って瓦と木材を固定させます。
こうすることで、固定強度が上がり、台風や強風の時に瓦が飛んだり大きくズレたりするのを軽減することができます。
【仮設足場の設置方法】
修繕方法の1と2では仮設足場の設置方法が異なってきます。
修繕方法1の場合
仮設足場は4面ある壁に対して一面の壁に設置するだけで作業が可能になります。
修繕方法2の場合
仮設足場は4面ある壁に対して3面の壁に設置する必要があります。
この違いは作業内容が異なるからです。
修繕方法2の場合は1に比べて圧倒的に作業内容が多く色んな部材を運んだりカットしたり、沢山の工具を使うことになります。
その為、落下防止の安全を確保するために3面足場を設置する必要があります。
ただ家の構造や作業内容によって工夫次第では同じ3面足場でも費用を抑えることができます。
お客様宅の場合は二階にベランダが2箇所設置されていたので、2階のベランダを利用して足場を設置することにしました。
しかし上記のような内容は経験とお客様のためになんとかしたいという想いがなければ思い浮かばない場合が多いです。
大がかりな工事をご検討されている方は経験があり色んなアドバイスと提案をしてくれる会社を選ばれることをおススメ致します。
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