町家の屋根 甍(いらか)=瓦の屋根


京都市中京区 町家
「町家」が建てられたのは昭和10年ころまでだったそうです。昭和25年に制定された建築基準法では、それまでのような伝統工法による「町家」を建てることができなくなりました。
こちらの写真は、昭和44年(1969年)ころの京都市中京区の街並みで、歴史的な町の構成を受け継がれている、京都市中心部の町家で大部分が2階建てです。数百年前に作られた住宅形式は、今では貴重な町のなごりが京都の景観を物語っています。
一文字瓦町家
「町家」の屋根など屋根の事をよく甍(いらか)と呼びます。甍(いらか)とは・・・

甍(いらか)は、瓦の屋根を意味する言葉です。
辞書で引くと・・・
①家の上棟(うわむね)。家屋の背。屋根の頂上の部分。また、屋根に葺いた棟瓦(むねかわら)
②屋根瓦、また瓦葺きの屋根。「甍の波」
③切妻(きりづま)屋根の下にある三角形の壁の部分。


瓦屋根
瓦(かわら)を、辞書で引くと・・・

①粘土を一定の形に作り、窯で焼いた物。主に屋根を葺く材料とするが、床敷きにも用いられる。



一文字瓦町家
一文字瓦。軒先の下端が一直線になるように作られた瓦。この下のラインを真っ直ぐに揃えるのが瓦職人さんの腕の見せどころ。垂の厚みで重厚さが変わります。商家では厚みのあるものが好まれたようです。