冬になるとよくいただくご相談が「屋根がたわんでいる気がする」「雪の重みで大丈夫か不安」というお声です。
特にここ数年は異常気象で急な積雪が発生することも多く、「普段は雪が積もらない地域でも屋根のトラブルが起こりやすくなっている」と感じています。

前回の記事 「西宮市｜落雪でカーポート・テラス屋根が破損？原因と防止策・修理費用を徹底解説」 でもお伝えしましたが、雪の重みは想像以上に大きく、カーポートやテラス屋根だけでなく、住まいの屋根本体に深刻なダメージを与えるケースも少なくありません。

今回は、
・屋根が雪でたわむ原因
・破損につながる危険なサイン
・実際に行える補強方法
・点検のタイミング
などを、現場の経験をもとにわかりやすく解説いたします。
「うちの屋根は大丈夫かな？」と不安な方は、この記事を参考にしてください(^^)/

雪で屋根がたわむ原因

• 想定外の積雪量による荷重増加
  西宮市は積雪地域ではありませんが、急なドカ雪には構造が耐えられない場合があります。
  
  

• 屋根材の老朽化
  野地板の腐食・たわみ、下地材の劣化があると、軽い雪でも負荷に耐えられません。
  
  

• 屋根の形状や勾配の問題
  勾配が緩い屋根ほど雪が流れず、積もりやすくなります。

危険なサイン｜早めに対処すべき症状

お客様のご相談で多い“危険サイン”は次のとおりです。

• 屋根の一部だけ波打って見える

• 室内天井にうっすらとシミが出てきた

• 雪が降った後だけきしむ音がする

• 軒先が下がっている（破風・鼻隠しが歪む）

• 雨漏りが毎年同じ季節に発生する

特に 屋根のたわみ＋天井シミ は、屋根内部の構造材が弱っているサインで早期点検が必要です。

補強・修繕方法｜現場で実際に行っている工事

1. 垂木（たるき）・野地板の補強

屋根内部の骨組みが弱っている場合、補強材の追加や腐食部の入れ替えを行います。

2. 屋根カバー工法

既存屋根の上から新しい屋根材を重ねる工法。耐久性が上がり、雪荷重にも強くなります。

3. 屋根葺き替え工事

下地からすべて新しくするため、最も高い強度を確保できます。

4. 雪止め金具の設置

急な落雪を防ぎ、屋根・雨樋・カーポートの破損リスクを大幅に軽減できます。

修理費用の目安

• 部分補強：3〜10万円

• 野地板交換：15〜40万円

• 屋根カバー工法：70〜150万円

• 屋根葺き替え：120〜220万円

• 雪止め設置：2.5〜5万円

※屋根の形状・劣化状況で大きく変わります。

まとめ｜“雪で屋根は壊れない”と思っていませんか？

西宮市のように普段あまり雪が積もらない地域ほど、
雪による屋根トラブルは起きやすい というのが現場の実感です。

「たわんでいる気がする」「前より屋根が下がって見える」
そんな小さな違和感こそ、大事なサインです。

気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
街の屋根やさん西宮店は無料で点検し、写真をお見せしながらわかりやすくご説明いたします(^^)/
👉無料点検の詳しい内容こちら

📞📩お電話・メールでのご相談はこちら
👉24時間受付中！[ご相談フォーム]
👉[0120-518-252(タップで発信)]

📌あわせてご覧ください（関連記事）
👉落雪でカーポート・テラス屋根が破損？原因と防止策・修理費用を徹底解説
👉雪止め瓦とは？後付けも可能｜雪による雨樋破損や落雪被害を防ぐ屋根対策
👉屋根カバー工法と葺き替え、どちらが自宅に合う？失敗しない選び方を解説