
2025.08.06
兵庫県の皆さんこんにちは♪街の屋根やさん西宮店です!(^^)!この記事では、実際にご相談をいただいた「雨漏りトラブル」の現場で行った調査の様子や、判明した原因、そして最終的にどのようなご提案をさせていただいたのかを詳しくご紹介します。特に連棟住宅や片流れ屋根の構造をお持ちのお宅に…

📸 写真:腐食したコンパネ部分
腐食箇所は雨水の侵入や長年の湿気によって劣化しており、木材が黒ずみ柔らかくなっていました。この状態では屋根を支える力が弱まり、屋根材のズレや雨漏りにつながる危険性があります。
👉 補足
下地の腐食は表面からでは分かりにくいため、屋根を解体して初めて発見されるケースが多いです。もし放置すれば、屋根全体の寿命を縮めるだけでなく、室内への雨漏りリスクも高まります。
そのため、今回工事したのは「腐食部の切り取りと新しいコンパネへの交換」です。具体的には、傷んだ部分を切り取り、新しい構造用合板(コンパネ)を同じ厚みで差し替えます。その後、周囲としっかり固定して下地を平らに調整します。これにより、屋根全体の強度を回復させ、新しく葺く屋根材がしっかり安定して施工できるようになります。
さらに、腐食を交換した箇所には、新しいルーフィング(防水シート)をしっかり重ねて敷き込み、防水性能を確保します。こうすることで、同じ箇所からの再度の浸水を防ぎ、長期的に安心できる屋根構造を実現できます。
👉 ポイント
腐食は「見えない部分」なので、解体時に発見した時点で対処するのがベストです。
屋根下地を健全な状態に戻さなければ、新しい屋根材を施工しても長持ちしません。
今回のような部分補修は、必要最小限のコストで効果的にリスクを回避できる方法です。
まず、既存のスレート屋根とルーフィングをめくった状態で、下地のコンパネに現れた「腐食部分」を確認します。腐食は木材が黒ずみ、指で押すと柔らかく沈むのが特徴です。その部分を無理に残してしまうと強度が保てませんので、電動丸ノコで腐った部分を切り抜きます。
切り取り時は、周囲の健全な木部を傷めないように慎重に作業を行います。腐食が進行していると、思った以上に柔らかく崩れてしまうこともあり、現場では「どこまで切り取れば安心か」を経験で見極めるのが大切です。こうして、腐食した部分を完全に除去し、しっかりした下地を作る準備が整います。
👉 切り取りを怠ると、見えない内部に腐食が残り、新しい屋根材を支えきれず沈下や再劣化を招きます。解体時に見つけた段階で徹底的に除去することが、屋根の寿命を延ばす第一歩です。
切り取った部分には、新しいコンパネ(構造用合板)を差し込みます。既存の厚みと同じ12mmを選び、切り取った大きさに合わせて新しい板をカット。腐食していない周囲の健全な下地とピタッと合うように寸法を微調整しながらはめ込みます。
その後、ビスでしっかりと固定し、既存の下地との段差が出ないように水平を取ります。この工程を丁寧に行うことで、新しい屋根材を施工した際に「浮き」や「ズレ」が生じません。さらに、防水のために上から新しいルーフィングを重ね張りし、既存部分と確実に密着させて防水層を復旧します。
👉 交換作業をきちんと行うことで、下地の強度が蘇り、雨漏りのリスクを抑えながら、屋根全体の耐久性を大きく向上させることができます。部分補修であっても、新築同様の強さを取り戻すことが可能です。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん西宮店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2025 街の屋根やさん All Rights Reserved.