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「西宮市｜屋根瓦のズレ・浮きの原因と放置リスク｜強風・地震後の雨漏り対策を解説」 では、瓦のズレが雨漏りにつながるメカニズムについてお伝えしました。

屋根の不具合にはさまざまな種類がありますが、実は瓦だけでなく、雨押え板金（あまおさえばんきん） の劣化も雨漏りの原因になることがあります。
お客様宅の点検に伺う中でも、「そもそも雨押え板金って何？」「どんな役割があるの？」とご質問をいただくことが多い部分です。

そこで今回は、雨押え板金の役割・劣化症状・修理方法 を分かりやすくまとめました。
「最近屋根を見ていない」「強風のあとが少し心配」という方は、ぜひ参考にしてみてください(^^)/

雨押え板金とは？その役割

雨押え板金（あまおさえばんきん）は、
屋根と壁の取り合い部分 や、
棟（屋根の頂点）の周辺 に取り付けられている金属部材のことです。

雨押え板金の主な役割

• 雨水の浸入を防ぎ、建物内部へ水が回り込むのを防止

• 外壁や屋根材の接合部の隙間をカバー

• 風の吹き込みによる屋根材のバタつきを抑える

屋根の防水性に大きく関わるため、劣化すると急激に雨漏りが進行することもあります。

雨押え板金の劣化症状（放置すると危険なサイン）

現地調査でよく見られる劣化症状をまとめました。

● サビ・腐食

特に鉄製の板金はサビやすく、進行すると穴あきにもつながります。

● 釘抜け・ビスの緩み

強風後に多く見られる症状で、固定力が落ちると板金がバタつき雨水が入り込みやすくなります。

● 板金の浮き・変形

台風・地震後は要注意。小さな浮きでも内部に雨水が回り込み、雨漏りの原因になります。

● シーリング（コーキング）のひび割れ

隙間ができると、そこから雨水が侵入します。

修理方法（症状別）

1. 釘抜け・浮きの補修

• 新しいビスでしっかり固定

• 必要に応じてシーリングで防水補強

2. サビ・腐食の場合

• 部分的に張り替え

• 腐食が進んでいる場合は板金全交換

3. 水が回り込んでいる場合

• 内部の防水シートの補修

• 雨漏りが発生している場合は屋根材の部分補修も必要

雨押え板金を放置するとどうなる？

• 雨漏りが天井裏へ → 室内にシミ・カビ発生

• 断熱材の湿気 → 性能低下

• 木下地の腐食 → 大規模な修繕につながる可能性

小さな板金1つのトラブルが、思わぬ大きな工事につながることがあります。

強風・地震後は点検がおすすめ

西宮市は沿岸部からの風もあり、
季節風・台風の後は 板金の浮き・釘抜け が非常に多く発生します。

「見えない部分なので気づけない」
だからこそ、定期点検が大切です。

👉無料点検の詳しい内容こちら

まとめ

雨押え板金は、建物を雨漏りから守る重要な部材です。
小さな劣化でも放置すると、内部へ水が入り込み大きな修繕につながる場合があります。

「サビている気がする」「台風の後が心配」
そんな時は、まずは点検だけでもお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん西宮店は無料で点検し、写真をお見せしながらわかりやすくご説明いたします(^^)/

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