皆さん、こんにちは！
街の屋根やさん西宮店です。

今回は、先日工事のご依頼を頂いた、神戸市西区お客様ご自宅でのバックヤードスペースの波板ポリカ貼替え工事となります。

冬場の風の強い日に、バックヤードスペースの波板ポリカが１枚飛んでしまい、残っている波板もバタつき大きな音が出ていてうるさく困っている。ご近所に申し訳がないため早急に来てほしいというご依頼でした。

波板ポリカは、飛んでしまうと内部の雨で濡れてしまうなどの外的な影響や、飛んでしまった波板が隣の家や車に当たり傷をつけてしまうといった周囲への被害にも繋がります。
また、破損して飛ばなくても、破損した波板と波板の架台が風の吹く度にぶつかり、かなり大きな騒音が発生するといったお困り事にも繋がります。

こちらのお客様も、「①．波板が飛んでしまった」「②．破損した波板で大きな音が出てうるさい」という２点でお困りでした。

ここからは、波板ポリカの破損による影響や貼替え時のポイントをお伝えしていきます！

では、順番に見ていきましょう(^^)/

強風の影響を受け、見事に中間の波板が１枚飛んでしまっていました。

写真では分かりづらいですが、飛んでしまった波板の両サイドも同時に破損し、留め具も部分的に無くなってしまっていたため、風が吹く度に「バタンバタン💥」という大きな音が響いていました💦

調査の時点でバタつきのある波板を番線で括り、極力大きな音が出ないようにしていましたが、飛んでしまっている所を見ると、自然の恐ろしさが分かりますね(>_<)

飛んでしまった波板以外も紫外線の影響を受け、硬化や変色・変形が進んでおり、いつ同じように破損してもおかしくないような状態でした。

これらの古く痛んだ波板をまずは留め具と共に撤去して参ります！

既存の波板を撤去すると、アルミ製の波板の架台（フレーム）が出てきました。

波板の架台の多くは、アルミ製です。
ですが、中には大工さんやお客様自らDIYで自作された木製の架台に貼り付けられているケースもあり、調査の時点で注意し把握しておくことが重要です！

アルミ製の架台の場合は、新しい波板を新設する前にフレームを清掃していきます。

この写真は、波板架台の先端部分で架台の樋にあたる部分です。

この様に、年数が経過している波板架台の樋の内部には、ゴミや埃・苔などが堆積し、パンパンに詰まってしまっているケースが多いです💦
また、この樋部分に関しては、波板を取り外したときで無いと綺麗に掃除が出来ないというデメリットがあるため、ご注意下さい。
波板貼替えや取り外しをされた際は、是非とも掃除を意識してあげて下さいね(^^)！

当社では、波板工事の際には必ず樋の清掃を徹底しております！

波板架台の樋の清掃、完了致しましたね(^^)！

この様に写真で施工後見て頂ければ、お客様にも安心して頂けます(*^^*)

では、新しい波板の取付け後を見ていきましょう！

大変綺麗な仕上がりとなりました！

今回使用した波板は「タキロンシーアイ㈱　ポリカナミイタ　熱線カットタイプ」で、色は「ブルースモークマット（4550）」となります。

ポリカナミイタには「一般タイプ」と「熱線カットタイプ」の２種類が有り、今回使用した熱線カットタイプは一般タイプより熱線をカットし、波板内部の温度上昇を抑えるという特性がありオススメしております！

また、波板新設の際の留め具にはステンレス製のフックを使用しましたので、紫外線の影響で硬化し破損する問題を極力軽減する工事内容となりました!(^^)!

今回の事案では、飛んでしまった波板の両端の波板も破損し、大きな音が発生していたため、緊急性を要していました。

タイミング良く、当日伺い、工事まで音が発生しないようにする応急処置も出来たため、少し安心でしたが、その他近隣へ飛散する被害の想定も含め、波板ポリカはボロボロになるまで放置せず、劣化が目立ってきた際は交換を検討する事をオススメさせて頂きます！

弊社は常にお客様目線に立ち、お困り事に対して共に寄り添いますので、どんな些細なことでもご相談下さいませ(o^^o)

本日も施工実績をご覧頂き、ありがとうございました！