
2025.08.22
兵庫県の皆さんこんにちは♪街の屋根やさん西宮店です!(^^)!この記事では、実際の工事中に下地の腐食が見つかった事例をご紹介します。屋根工事は表面を直すだけではなく、内部の状態を確認し、必要に応じて下地を補修することが非常に重要です。写真と共に、腐食が見つかった状況や、そのまま放…

今回のお宅は、片寄棟(かたよせむね)という屋根形状で、片方に棟が寄っているのが特徴です。使用されている瓦は、うぐいす色の釉薬瓦で、落ち着いた印象の屋根でした。しかし、築年数もあり、瓦そのものよりも下地や棟周りの劣化が深刻化していました。
屋根に上って真っ先に目についたのが、棟の鬼瓦部分の瓦のズレです。のし瓦が押し出されるように左右に広がっており、棟全体の固定力が落ちている状態でした。
📸 現場写真を見ていただくと、瓦の重なりが不自然になっているのがわかります。
🛠️ 放置のリスク
棟が広がった状態では、台風や地震の揺れによってさらにズレが進み、最悪の場合は瓦が落下する危険もあります。早期の対応が必須です。
次に注目したのは、漆喰の劣化状況です。棟の各所で黒ずみが進行し、すでに剥がれ落ちている箇所も。完全に剥がれて内部の葺き土が見えてしまっている部分もあり、雨水の浸入リスクが非常に高い状態でした。
📸 こちらの写真では、葺き土がむき出しになっている様子が確認できます。
🛠️ 放置のリスク
葺き土が露出すると雨水を吸ってしまい、屋根下地が腐食したり、雨漏りに直結する恐れがあります。特に漆喰が取れかけた部分は、風で飛散しやすく注意が必要です。
さらに、棟の上部を押さえる紐丸瓦と、その下ののし瓦の間に隙間ができており、そこからも中の葺き土が見えていました。本来は漆喰でしっかり密閉されているべき箇所なので、構造全体の緩みが進行していると判断しました。
🛠️ 放置のリスク
このような棟の隙間は、雨風だけでなく鳥や小動物が入り込む原因にもなり、被害が拡大することがあります。棟の劣化は屋根全体の寿命に大きく影響するため、特に重要な点検箇所です。
今回、私たちがご提案させていただいたのは、既存の和瓦から軽量瓦への全面葺き替え工事です。
🧰 ご提案の理由は次の通りです
瓦のズレや棟の開きが全体的に進行しており、部分補修では対応が難しい
葺き土の露出や漆喰の剥がれが複数箇所に及んでおり、防水性能が著しく低下
今後も長く安全に住まわれるには、根本からの見直しが必要
軽量瓦にすることで、建物全体の耐震性を向上できる
新しい下地材・防水材を使用することで、雨漏り対策としても有効
🏠 軽量瓦とは?
見た目は従来の瓦に近いデザインながら、重さは約1/2程度。耐震性が高く、地震時の建物への負担が軽減されます。また、工事後のメンテナンス性にも優れており、今後の維持管理の面でもメリットが多いです。
今回の調査では、屋根のあちこちで劣化が進行しており、部分補修では追いつかない状態でした。全面的な葺き替えによって、屋根の安全性・防水性・美観を一気に改善することをご提案しました。
屋根は毎日、私たちの暮らしを雨風から守ってくれています。その反面、普段見えない場所だからこそ、気づいたときには症状が深刻化していることも少なくありません。
「屋根が気になるな…」と感じたら、まずは点検だけでもかまいません。私たち街の屋根やさん西宮店は、お客様の屋根に実際に上って、現場をしっかり確認したうえで、ベストなご提案をいたします。
お問い合わせはいつでもお気軽にどうぞ!
安心して長く暮らせる住まいづくりのお手伝いをさせていただきます(^^)/
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