前編
「西宮市｜冬の屋根裏で結露が起きる原因とは？放置リスクと今の時期にできる初期チェック」
では、

• なぜ冬に屋根裏で結露が起きるのか

• 放置するとカビ・木部腐食・雨漏り化につながるリスク

• ご自身でできる簡単なチェック方法

についてお伝えしました。

実際に西宮市でも、
「音や雨漏りではないけど、屋根裏が気になる」
というご相談は冬場に特に増えています。

後編ではその続きとして、
屋根裏結露を防ぐために欠かせない「断熱」と「換気」の仕組み、
そして現場で本当に効果のあった対策を、施工業者の目線でお話しします(^^)/

屋根裏の結露は「断熱」でどう変わる？

屋根裏結露の対策で、まず重要になるのが断熱です。

結露は、
👉 暖かい空気が冷たい場所に触れることで発生します。

冬の室内は暖房で暖かく、
一方で屋根裏は外気の影響を受けて冷えやすい状態。

断熱が不十分だと、室内の暖かい空気が屋根裏へ逃げ、冷やされて結露が発生します。

現場でよく見る断熱の問題点

• 断熱材が薄い・ずれている

• 古い住宅で断熱材そのものが入っていない

• リフォーム時に断熱ラインが途切れている

特に
「築20〜30年・見た目は問題なし」
という住宅で、断熱不足による結露が多く見られます。

換気が足りないと結露は止まらない

断熱と同じくらい大切なのが換気です。

屋根裏は本来、
湿気を外へ逃がすための空気の通り道が必要です。

しかし実際の現場では、

• 換気口が設置されていない

• 換気口があってもホコリや断熱材で塞がれている

• 屋根形状に対して換気量が不足している

といったケースが少なくありません。

湿気が逃げない屋根裏は、結露が溜まり続ける状態になり、
いくら断熱をしても改善しないこともあります。

施工現場で多い「結露の原因あるある」

私たち街の屋根やさん西宮店が現場でよく目にするのが、次のようなケースです。

• 断熱材＋換気のどちらか一方しか対策されていない

• 屋根工事はしたが、屋根裏環境まで考慮されていない

• 以前の補修で、湿気を閉じ込めてしまっている

結露対策は、
「断熱」と「換気」をセットで考えないと意味がない
という点が、現場で痛感するポイントです。

屋根裏結露を防ぐための具体的な5つの対策

ここからは、実際に効果のある対策をお伝えします。

① 断熱材の適正な配置・補強

隙間やズレをなくし、断熱ラインを途切れさせないことが重要です。

② 屋根裏換気口の新設・増設

屋根形状や広さに合わせて、適切な換気量を確保します。

③ 棟換気の設置

屋根の一番高い位置から湿気を排出でき、結露対策として非常に有効です。

④ 室内側からの湿気対策

生活で発生する湿気を、屋根裏へ上げない工夫も重要です。

⑤ 定期的な点検と早期対応

結露は「音」や「雨漏り」と違い、気づきにくいトラブル。
早めの点検が、被害拡大を防ぎます。

まとめ｜屋根裏は「見えないからこそ」点検が大切です

屋根裏の結露は、
気づいたときには被害が進んでいることが多いトラブルです。

西宮市は、

• 冬の寒暖差

• 海風の影響

• 湿気を含みやすい気候

といった条件が重なり、屋根裏環境が悪化しやすい地域でもあります。

「少し気になる」「念のため見てほしい」
その段階での点検が、大きな工事を防ぐ一番の近道です。

屋根・屋根裏・外回りのことでしたら、
地域密着で現場を見てきた専門業者として、状況に合わせたご提案をさせていただきます。

街の屋根やさん西宮店へ
どうぞお気軽にご相談ください。

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